OutlookExpressの罠。
こんにちは！
仕事しないままいつの間にやら午後3時。
今日は、ありがちだけどエンドユーザには意味不明な現象のお話。
OutlookExpress（OE）を使っていて、送受信ボタンを押したらエラー！！！
受信が出来なかったり、送信が出来なかったり等々。
昨日までは使えてたのに！
さっきまで使えてたのに！
何もしてないのに！
愛していたのに！
そんな時の対処方法をこれから書いてみるよ。
原因を調べよう。
メニューバーの「ツール」から「オプション」を選択。
「メンテナンス」タブを開いて「保存フォルダ」ボタンを押してみる。
多分「C:\Documents an\（略）\Outlook Express」って糞長い文字が表示されているはず。
そのやたら糞長い文字を一生懸命全部選択してコピー。
エクスプローラ*1を開いて、アドレスバー*2に貼り付けて「Enter」。
何だかもっさもっさ動いて、対象のフォルダが表示されるよ。
「受信トレイ.dbx」や「送信済みアイテム.dbx」なんてファイルがあるから、
その中に「1.99GB」に膨れ上がったファイルがないか探してみてね。
あったかな？そいつが原因だよ。
※無かった場合、このエントリを読んでも無駄だから諦めてね。
原因を見付けたら次は対処方法。
とりあえずOEは終了させておいてね。*3
んで、「1.99GB」なそいつを右クリックして「名前の変更」。
拡張子変えると動かないよ？みたいに脅されるかもしれないけど、そこは思い切ってシカトで。
エクスプローラは開いたままにしておいてね。
OEを起動して、送受信ボタンを押してみると…
送受信できたよね？おめでとー！
…。
今まであったメールが表示されなくなっちゃったね。
そんなわけで、メールの復旧作業をしよう！
過去の栄光よ、再び。
OEを起動すると左側に↓のが表示されているよね？
Outlook Express └ローカルフォルダ ├受信トレイ ├送信トレイ ├送信済みアイテム ├削除済みアイテム └下書き
「ローカルフォルダ」を右クリックして「フォルダの作成」。
名前は適当で良いので「旧〜」みたいな感じに。
作成したら、そのフォルダを選択して5秒くらい待ってみて。
出来ていたらOEを終了して、エクスプローラへ。
せっかく出来た「旧〜.dbx」だけど思い切って削除。
「〜.baka」を覚えてるかな？最初に名前を変更したファイルだよ。
そいつを今度は「旧〜.dbx」って名前に変更してみてね。
OEを起動して「旧〜」を開いてみると…
メールが見事復旧しているね！
おしまい。
そんなわけでOEで陥りやすい罠のお話でした。
OEは各ファイル（〜.dbx）の最大サイズが2GBまでとなってます。
2GBに達した場合、書き込みが出来ない為にエラーが発生します。
この現象は大体「受信トレイ」か「送信済みアイテム」が原因です。
「送信済みアイテム」が原因の場合は結構面倒だったりします。
メールは送信トレイを経由して送信される。
送信トレイのメールは送受信ボタンが押された時に送信される。
メールの送信"完了後"に送信済みアイテムに保存される。
送信済みアイテムが2GBに達していると保存出来ない。
保存出来なかったメールは送信トレイに残る。
送受信ボタンが押される度に、送信トレイのメールが送信される。
送信完了後、送信済みアイテムへの保存を試みるが保存出来ない。
保存出来なかったメールは再度、送信トレイに残る。
以降永久ループ突入。
この永久ループに陥ると、先方に大量のメールが！って事になってしまいます。
そんなわけで、
・受信メールはフォルダ分け。いらない場合はこまめに削除。
・送信メールはこまめに削除。消せない場合はフォルダ分け。
みたいに使うとイライラしないで済むかもしれないよ！
一番良いのはOE使わない事だけどね！
